クロモリ偏愛党

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zoom RSS 22日-#1、CASATIで盛り上がったり。

<<   作成日時 : 2009/06/07 02:35   >>

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「山田君、電話あり。明朝、こちらに来ます!モンツァのカザーティに行きましょうか?」というケータイメールが田宮さんから届いたのが(同じホテル内からですが)、21日夜の11時過ぎ。おお!それなら、工房巡りも充実するかも、ということで、22日はモンツァへ。そこってF1で有名な、あのモンツァだよねえ?どうやって行こうか?レンタカー?って3人で相談した結果、電車で行こうという事になりました。というのも、モンツァ行きの電車の駅がまあまあ近かった事と、慣れないクルマの運転で疲れるのもヤだったからですね。早速地下鉄で、Porta Garibaldi駅へ。そこから国鉄?に乗り換えてたったの3駅だったかな?15分ほどで着いちゃいます。ほ〜、ここがモンツァか〜と思いながらもタクシー乗り場を探し、CASATIの工房へ。10分もかからず、CASATIに到着しました。
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タクシーを降りると、敷地内にひとりの老紳士が(写真にも、後ろに小さく写ってるでしょ)。もしや、CASATIの2代目?そこで「日本から来ました」みたいな挨拶したら工房に案内してくれました。そこからは3代目も加わり、丁寧に、いろんな工程の説明タイム。このCASATIはチューブのつなぎ目の仕上げがとても美しいわけで、その塗装前の状態とか、シートステイのつなぎ方とかを教えてもらいました。なかなか凄い技術ですね。ディティールへのこだわりの強さが、この工房の個性となっていて、とても印象的です。塗装のキレイさも他のイタリアの工房よりも繊細に気を使っているようで、太陽の光の中で見てくれと、中と外を行ったり来たりでした。
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それから、今のCASATIのカーボンフレームなどの説明をしてくださったのですが、申し訳ない事に僕の興味は、工房の隅っこの地べたの置いてあった、昔っぽい未塗装のフレームに・・・。もちろん、スティールですね。それについて質問すると、そこはもう親子が一緒になって、いろいろ説明してくれました。「これは80年ころに作ったヤツで、ほら、ここのチェンジレバーのワイヤーが内蔵式になってるでしょ?ここはね、あ、ちょっと待ってと2代目が持ってきたのはWレバー。それもなぜか ICSのやつ。「あ、ICS」って言うと「そうそうICS。これはもう無いんだよね。」「僕も持ってて使ってますよ〜」などと言いながら、解説を聞きました。このフレームの特長は、そのほかではチェーンステーとシートステーが曲げてある事ですね。そして最後に僕が「これは、売ってくれるの?」と聞くと、「いや、これは売れない。でも、オーダーしてくれれば似たようには作れるよ」「似たようにって、どこまで?このチェンジレバーのワイヤー内蔵式まで出来ます?」そこで3代目が腕組みして「う〜ん。これはすごく手がかかるし、もう工具も無いからな〜。勘弁して。」ということでした。残念。
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「昔はね、こんなふうにビルダーがいろいろ思いついたアイデアをカタチにして、それがそれぞれの工房の個性になってたんだけど、今はそういう時代じゃないね」と3代目。そうそう。まさにそこなんですよね。もちろんアイデア倒れだってたくさんあったとは思うけど、走りの効率だけでなく、作り手の思いが反映がされた職人の時代の自転車の方を「美しい」と思ってしまうんですね、僕はね。本当に走ることだけが好きなら、カーボンていう選択になるけど、モノとして、眺めたりイジったり、普通に走ったりと考えると、クロモリを選んじゃいますね。

あと、CASATIで話して面白かったのは「なんで日本人なのに、カンパ派なの?シマノいいじゃない、すごく。不思議だね〜、僕らが日本が良いと思ってて、日本人はイタリアが良いって言って」って2代目が仰ってたこと。確かにね、きっとシマノは良いんでしょう。僕はMTBにしか付けたことないけど。でも、やっぱり昔のイタリアンロードレーサーにはCAMPAGNOLOが似合うと思うし、古いパーツを磨いた時にカンパの材質の良さを感じてしまうと、やっぱりね。

そんなこんなでいろんな自転車を見せてもらいましたが、ほかにも印象的だったのは、CASATIが作る町乗り自転車。ロードレーサーではないのに、ラグがクロームメッキされてたりして、カッコよかった。こういうのも良いかな〜。
でも2009のラインナップ見ても出てないし、オーダーになるんかな。
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最後に恒例の記念撮影。
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それも終わった時、これからどこに行くの?と言うので、「まあ近いので、COLNAGOに行こうかと思うんだけど、まだ昼休みですかね?」「ほかの会社の事だから分かんないけど、昼休みって可能性は高いね」「じゃあ、昼を食べて行こうかな。ここらへんに良いレストラン、あります?」「すぐそこにあるよ。じゃあ、クルマで送って行ってあげよう」と2代目がクルマを出してくれました。う〜ん。この親切さ。どこに行っても感じます。うれしいな〜。というわけで、次はCOLNAGO、ノーアポ訪問の顛末です。つづく。



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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは!渡伊前にヒッピーでお会いしたグリーンの”P"乗りの者です。
楽しく、そして、羨ましい渡伊日記を拝見いたしてます。
職人が数多いイタリーでも、自身の匠の技のみでの工房のある姿というのが存続しづらいという現実をまざまざと感じました。それは、日本でも同じですよね。
手間の掛ったこんだ技が少なくなっていくのは、寂しいかぎりですね。
そんな伊の匠が拵えたフレームに乗って、楽しくride
して行きたいものです。
spumante
2009/06/07 17:50
おーっ。CASATI!!エアロレバーは私も憧れでした。『内蔵は手間がかかる』っていうのはアクションスポーツのHPにも書いてあったけど、実物は、ワイヤーリードもなく、入り口と、出口の小物を溶接してあるだけなんですけどね。http://www.actionsports.co.jp/product_casati_lineaoro.php
こうしてみるとZULLOは良い意味で変わってますよね。北米自転車ショーに出展したり、内部に若い日本人の方がいるからかもしれませんね。われわれとしてはWelcomeですね。
水色エラン
2009/06/08 07:52
spumante様

そうなんですね。もう、職人の匠の時代はそろそろ終わるかな〜ということで、今回のイタリア行きになっているんです。ラッキーなことにいろんな工房も行けて、楽しかったです。なんとか絶滅危惧種からの脱出を図って欲しいところです。
jekyll53より
2009/06/09 13:34
水色エラン様

どうもです。その、ワイヤーリードですが、なんか内側につけるみたいで、そこがタイヘンてことみたいでしたよ。あと、ZULLOは確かに面白いブランドだと思いました。ご本人は無口だし、あまり主張するタイプではないようで、ZULLOに乗ってワールドチャンピオンになった選手からのジャージなども無造作に扱われてた感じです。そこで、安田さんも意見をバンバン言って、頑張ってる感じでした。将来性&頼りがい、ありそうです。
jekyll53より
2009/06/09 13:42

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